M&AのデューデリジェンスDue Diligenceによる反社調査

M&AのデューデリジェンスDue Diligenceによる反社調査
(コンプライアンス調査)
某企業様より発注頂きました。M&AによるデューデリジェンスDue Diligence反社調査

・今回は弊社のお客様が某企業を数十億円で購入する為にデューデリジェンスの為に反社調査のご相談を受けました。
企業様にもよりますがデューデリジェンスを行う前に先に反社調査を行う企業様も多い中、今回は同時並行で反社調査も行うとの事でした。購入を急いでいたのでしょうか?
対象者は・法人・代表者・役員4名・その他関連する人物など数名が調査対象者でした。
調査は、対象者の居住地確認からはじめ、各種データーベースとの照合、関係者の洗い出し、そしてクリーニング、後に人物調査と様々な調査を行いました。
内容は「白」と言いたいところでしたが、取引先企業の代表者様が元反社と関係ある人物と言う事が判明しました。

更に、調査を進めると取引先会社の役員と対象者会社の役員が義弟の関係で有る事が発覚。そして反社とは言い切れませんが、役員指導の下で不適切な循環取引を行っている可能性が高い事が判明しました。
デューデリジェンスに参加した公認会計士や税理士も「ここまでは分からなった・」と口を揃えて言っていましったが、分からなかったでは済みません。
このような事柄は内定調査を行って初めて発覚することですが特に珍しい事でもありません。

無論今回のM&Aは破断になりました。この法人は次の買い手も探すと思いますが、この事は伏せて売りに出すのでしょうか?
M&Aは表面上は理由が有って行われる事ですがなにかを隠して売買する事もあるのではないでしょうか。反社調査を行っていれば反社以外の様々な事柄浮かび上がってくることもあります。

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