企業信用調査で裁判所の記録を閲覧

顧問企業様の新規取引先企業の信用調査で調査対象企業が過去に民事裁判を起こされていたことが調査をしていく中で分かったので、今回は東京へ行き、東京地方裁判所で裁判記録を閲覧することになりました。

裁判記録を調べる作業は、裁判の内容にもよりますが意外に時間がかかります。しかし、調査対象企業のコンプライアンスに対する姿勢や経営陣の経営に対する方針などの実態が見えてくる場合が多くあり、当社では必ず行います。最近では、M&Aのデューデリジェンス調査の一環で、このような調査を依頼される事が多くなっています。弁護士や会計士、税理士の行う性善説に基づいた調査とは異なり、当社では表面化しにくい実態部分の調査を行った上で信用度を総合的に評価し報告いたします。民事裁判の裁判記録の閲覧は誰でも可能です。過去10年以内の記録であれば、事件番号か、原告と被告の名前が分かれば閲覧申請ができます。しかし、裁判記録はすぐに閲覧できるとは限りません。記録が倉庫にある場合は、閲覧できるようになるまでに一日以上かかる場合もありますし、裁判中や終了直後の事件の場合は裁判記録が出払っていて閲覧できない場合もあります。閲覧の際には身分証明書と印鑑、収入印紙150円が必要です。

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