本日は、付郵便調査サービスについて詳しくご紹介いたします。付郵便調査は、個人や企業, 弁護士事務所などが訴訟を提起する際に相手方（被告）が「特別送達郵便」の受取拒否などを確認する時や居場所が不明な場合に大変重要な手段です。
付郵便調査の手続きは以下の通りです。まず、信頼できる付郵便調査業者（調査会社や探偵事務所）を選ぶことが重要です。信頼性や経験を確認し、正しい業者を選びましょう。これは折角いらいしたにも関わらず裁判所が認定しない写真撮影や報告書を提出されれば何の意味もありません。できる限り裁判所への対応ができる付郵便業者（探偵 興信所）を選びましょう。
次に、業者への依頼方法を確認し、手続きを進めます。依頼書提出や必要な情報の提供などがありますが、業者のガイダンスに従って進めてください。
付郵便調査の流れは、依頼後に実施されます。業者は指定された住所地へ出向き居住の有無や郵便ポストの調査など行います。受取拒否の場合はその旨が立証できる証拠も取得いたします。又近所周辺への聴き取り調査も大変重要です。
調査の結果は報告書として提供され、依頼主に送られます。依頼主（大抵の場合弁護士事務所になります。）はこの報告書を上申書や公示送達申請書などを添えて裁判所に提出します。裁判所はこの提出を受けて今後この事件が公示送達事件にするか否かを判断します。ですから、この結果報告は貴重な情報となります。
公示送達の手続きが完了すれば裁判は事実上「欠席」となる為, 取りあえず債務名義は取得できます。
付郵便調査の価格は10.000円～100.000円程度であり幅があります。平均すれば５万円前後位です。
付郵便調査自体は重要な工程ですが, 後に欠席裁判になる事を想定すればあまり費用が掛からない方が良いと思料致します。