探偵の張り込み調査とは

探偵が活躍する名古屋の街並み

探偵の話題では「張り込み調査」という言葉がよく出てきますが、皆さんは張り込み調査ってどんな調査かご存知ですか?
張り込み調査とは、調べる相手(調査対象者)が、自宅のマンションや事務所などの建物、店舗などの施設などに出入りをする場面を、気づかれないように見張り続けることで、その目的は証拠の取得です。具体的には証拠写真の撮影となります。

まず準備段階として、調べようとする相手が訪れたり出入りすると予想される場所を絞り込み、その場所の周辺の状況について事前に下調べをしたり、現地を訪れて下見をして、調査計画を立てます。
次に、探偵がどのように張り込むかを検討します。自動車が使える場所なら探偵が車の車内で待機したり、建物の中に入れる場合は屋内で待機したり、通行人を装って建物の近辺で待機するなどの場合があります。
建物に複数の出入り口がある場合には、探偵が一人ではカバーできないので、探偵の調査員を複数にして、全ての出入り口を監視するようにします。

どの場合でも、近隣の住民などから不審者として怪しまれないように、目立たないように、気づかれないようにするには、探偵ならではの色々なノウハウが必要です。
張り込み調査をよく使うケースとしては、浮気調査(不貞調査)、身元調査、素行調査などがあります。

探偵の張り込み調査では、一瞬のタイミングで証拠写真を撮影することが求められます。
しかし、雨が降ってきた場合には傘で隠されて顔の判別が難しくなり、証拠写真の撮影が難しくなりますし、夕方や夜で暗くなれば、人を見分けることも、証拠写真を撮ることも難しくなります。
そんな難しい状況の中でも確実に証拠を取得するのが、素人には出来ないプロの探偵の腕前なのです。

 

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